勝田さんのベラパルサーの「すざく」論文が掲載されました。

勝田さんを中心とする研究グループは、ベラパルサー風からのシンクロトロン X 線を「すざく」衛星で観測し、パルサー風がこれまで知られていた以上に大きく拡がっていることを発見しました。X 線の拡がりが電波より大きいことも判明し、パルサー風を構成する高エネルギー電子として X 線を出すものと電波を出すものが別々に(二種類)存在する可能性が示唆されました。なお、この結果はb 2011 年 11 月 25 日、PASJ 誌に掲載されました(論文は、http://arxiv.org/abs/1103.4872 からも見られます)。この内容は、2011 年 7 月 20-22 日に、アメリカ・スタンフォード線形加速センターで開催された国際会議 Suzaku 2011 "Exploring the X-ray Universe: Suzaku and Beyond" (http://confcon.com/suzaku2011/)にて、ポスター発表されました。