X線天文衛星 ASTRO-H 打ち上げへ (2016/1/26)

日本のX線天文衛星 ASTRO-H が 2016年2月12日に、種子島宇宙センターから H-IIA ロケット30号機で打ち上げられる予定です。ASTRO-H は理研を含む全日本のX線グループが総力をあげ、米欧と協力して建造した科学衛星です。打ち上げ時の質量は2.7トン、上空でブーム伸展後に全長14mとなる、日本の科学衛星の中では最大級のシステムです。4種類のX線、ガンマ線検出器を搭載し、0.3-600 keV の広帯域で天体を観測します。

玉川高エネルギー宇宙物理研究室では、JAXA、首都大、金沢大、埼玉大、NASAゴダード宇宙飛行センターほかと協力し、0.3-12 keV 帯域で 7 eV 以下の超高エネルギー分解能を誇る、軟X線分光検出器 (SXS) を開発してきました。現在は開発に関わった研究者が種子島宇宙センターに詰め、打ち上げ準備を進めています。

ASTRO-H による広帯域の優れた分光観測により、加速器実験と強いつながりを持つ、宇宙における元素合成や中性子星核物質の研究に大きなブレークスルーをもたらすと期待されます。ASTRO-H の打ち上げと、新しい科学成果にご期待ください。

関連サイト
http://www.jaxa.jp/press/2015/12/20151211_h2af30_j.html
カウントダウン
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/astro_h/

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